エアコンの消費電力

近畿地方は短い梅雨も明け本格的に夏を迎えます。

連日真夏日が続き熱中症に注意しなければなりません。

 

熱中症は屋外だけでなく屋内でも起こりうる症状です。

湿度が高く風が通りにくい屋内では特に注意が必要です。

 

熱中症対策は冷房機器を使用することで予防することが可能です。

 

そこで気になるのがエアコンの電気代です。

夏季においてエアコンは全電気代の半分近くを占めています。

 

出典：経済産業省 節電メニュー　資源エネルギー庁推計

 

使用頻度が高いため、必然と消費電力が高くなります。

 

対策として

1、エアコンの買い替え。

2、エアコンのの使い方を工夫する。

3、エアコンの効きをよくする工夫をする。

などがあげられます。

 

エアコン買え替えのシュミレーションとして

環境省HPに「しんきゅうさん」というツールが公開されています。

 

https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/

環境省　COOL CHOICE

 

エアコンは10年前と比べて5％も消費電力が下がっています。

10年以上経っているエアコンをお持ちならば買い替えをお奨めします。

 

エアコンと使い方として

冷たい空気は下の方にたまっていくため、サーキュレーターや扇風機を併用することにより室内全体の温度を一定化させることで室内の温度差がなくなり早く冷やすことが可能です。

また、エアコンは起動時に大きな電力を使用する為ON/OFFを頻繁に繰り返さない方が電気代の節約となります。

また、外気との室内の温度差が少ないほどエアコンに負荷がかからず消費電力も抑えられるため気温がまだ上がりきっていない午前中からつけることで無駄をなくせます。

 

エアコンの効きをよくする工夫として

外気の熱を防ぐため窓にはブラインドやカーテン、シェード、グリーンカーテンなどで直射日光を防ぐことが大切です。

また、ドアの開閉や換気扇を止めるなど空気の流出を防ぐことも大切です。

室内機のフィルターをこまめに掃除することで熱交換器のロスを減らせます。

室外機が熱くなりすぎると冷房効率が下がる為、すだれやシェード、打ち水等で室外機周辺の温度を下げることも効果的です。

 

電気代が高くなるからと暑さを我慢することは命にかかわる事になりかねません。

しっかりと消費電力対策を行い暑さ対策を行ってください。

 

エアコンが古く効きが悪くなって買い替えをお考えの方は弊社にご相談ください。