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2020/03/30 配線器具の知識

配線器具の知識

 

配線器具とはスイッチ、コンセントのことを指します。

 

配線器具のうち、コンセントは主に壁に取り付けられている2つ穴の挿し込み口のことです。

挿し込み口にプラグを差し込むことで電流を取り出すことができる器具になります。

 

コンセントをよく見ると左右の穴の長さは違います。

一般的に左が9ミリで右が7ミリとされています。左右の長さが違うのはそれぞれ異なる役割があるためです。ただし、乾電池のような直流電源のように「プラス」「マイナス」が分かれているわけではありません。

 

左側の穴は「接地(アース)側」と呼ばれ機器の不良等で通常よりも大きな電圧の電気が流れた場合に余分な電圧を外部(大地)に逃がす役割があります。

そのため、電圧は右側の短い穴の方にかかっており「電圧側」と呼ばれます。

左の長穴側には「N」「W」などの表示があります。接地側で電圧が出ない為ニュートラル(Neutral)の意味と配線の色(主に黒と白)の白(White)を表しています。

 

コンセントイラスト

 

コンセントの種類には大きく「単相」と「三相」の二種類があります。

 

単相コンセントとは

一般的に家庭で利用される電気の事で交流電流が流れています。単相は配線が少ないため電圧が低く比較的安全で、高電圧が必要ではない家庭の電気供給に利用されます。

 

三相コンセントは

主に工場などで利用される電気の事です。3系統の交流電流が流れていて単相に比べて電気損失が少なく大きな電力を得ることができます。大きな電力を使用する業務用として利用されます。

 

よく目にするコンセントは単相コンセントになると思われます。

一般的なコンセントの定格電流は15A(アンペア)です。電圧は100Vですので消費電力で表すと1500W15A×100V)まで使用することができます。

また、2つ以上の挿し込みがあるコンセントは個別に15Aまで使えるわけではなく合わせて15Aまでしか使えません。

 

定格電流イラスト

 

注意が必要なのは電源タップのようなたこ足配線をする場合です。

壁から離れてコンセントが必要であったり、複数のコンセントが必要な場合重宝するのが電源タップと呼ばれる延長コードです。

 

当然、電源タップも定格電流15Aのコンセントから電気を取り出すので最大15Aまでとなります。

電源タップはたくさん挿し口があるといって15Aの定格電流をオーバーするとブレーカーが落ちたり、最悪の場合、異常発熱をして火災につながる恐れになる可能性があります。

使用する際は注意が必要です。

 

電源タップイラスト

 

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