水銀灯ランプのLED化について

水銀灯の生産中止が近づいてきています。

一概に水銀灯ランプの生産中止といっても「一般照明用の高圧水銀灯」が対象で「メタルハライドランプ」、「高圧ナトリウムランプ」、「紫外線ランプなど一般照明用以外の特殊用途用ランプ」等は対象外になります。

ただし、工場などに使われている水銀灯は規制対象のランプが多いと思われます。

水銀灯をLEDへ交換することへのメリットとして

瞬時始動・瞬時再始動があります。

水銀灯は点灯してから100％出力になるまでまで約5分、消灯してから再点灯まで約5分たってから徐々に始動が始まるため明るくなるまでの時間が必要になります。

それに対してLEDは点灯時、再点灯時もすぐに100％の出力が出るため作業をすぐに行うことができます。

また、電気代も同じ明るさと比べると

水銀灯400W型の消費電力は430W

同じ明るさのLEDでは90W

約80%の省エネ率が望めます。

ランプ寿命も

水銀灯12,000時間

LED 40,000-60,000時間（器具により変わります）

3.3～5倍長持ち（交換までの間隔が長くなります）

水銀灯からLEDへ交換にはランプのみの交換方法もありますが、照明器具にも寿命があります。目安は8-10年となっております。

10年以上使用できている器具もあるとは思いますが、外観だけでは判断できない劣化進んでいるため10年前後あたりで故障の発生率が高くなっています。

ランプをLEDに交換したが、数年後照明器具の故障の為再度交換の可能性があるため器具ごとのリニューアルがお勧めになります。

水銀灯をLEDへ交換をお考えの方は、弊社にご相談ください。