配線器具の知識

配線器具とはスイッチ、コンセントのことを指します。

配線器具のうち、スイッチはその名の通り「切り替える」という器具で電源のオンオフをする器具になります。

スイッチの種類には形によって分類されて

・押ボタンスイッチ

・トグルスイッチ

・スライドスイッチ

・ロータリースイッチなど様々な種類があります。

よく目にするスイッチとしては照明スイッチがあります。

照明のスイッチの代表的なものは機能別に

・片切スイッチ

・両切スイッチ

・3路スイッチ

・4路スイッチ

の4種類があります。

片切スイッチとは

2本の電線の内、片方のみの電流を遮断してオンオフの切り替えをおこなうスイッチです。

両切りスイッチとは

片切スイッチに対して両方の電線を遮断するスイッチのことでオフの時は電流が完全に遮断されるので安全面では片切スイッチより優れています。主に大きな電圧を扱う回路に使用されています。身近な場所でいうと風呂場や台所など水を扱う場所で漏電の危険が伴う場所に使用されています。

3路スイッチとは

離れた2か所で同一の電灯をON/OFFできるスイッチの事です。

2階建ての建物で1階でも2階でもON/OFFできるスイッチの事です。

4路スイッチとは

離れた3か所以上で同一の電灯をON/OFFする場合、3路スイッチと組み合わせて使用するスイッチの事です。

3路スイッチと組み合わせて使用するため、単体で使用することはできません。

そのほかに視認性がある

電源がONの場合にスイッチのランプ部分が赤く点灯するパイロットスイッチ

電源がOFFの場合にスイッチのランプ部分が緑に点灯して暗い場所でもスイッチの場所が認識できるほたるスイッチ

電源がOFFの時は緑色、ONの時は赤色に点灯する上記の2種類のスイッチの機能を備えたパイロットほたるスイッチなどがあります。

スイッチといっても用途、目的により様々なものがあります。