電気料金１

 

各電力会社と契約して電気を使用する対価として支払っている料金のことを電気料金と呼びます。

 

電気料金の内訳としては、

・基本料金

・電力量料金

・オプション

が主な内容になります。

 

 

基本料金とは

電力を契約する上で必要な料金の事で、例えば全く電気を使わなかった場合でも契約をしている時点で毎月支払う必要がある料金です。

また、基本料金を高くすると契約容量が大きくなるため一度にたくさんの電気機器等が使えるなど基本料金にも様々なプランがあります。

 

・電力量料金とは

電力を利用した分だけ発生する料金の事で、〇〇/kWhと表示されているものです。

使った電力とこの料金を掛けると使用電力料金が計算できます。

電力量料金にもプランによって常に一定のものや時間帯や時期（深夜、季節）などによって金額が変動するものもあります。

 

・オプションとは

契約の際にメリットがある料金プランの事です。

例として太陽光発電で発電した電力を特定の業者に供給した場合や特定の蓄電池を設置していると、電力料金が値引きされるプランなどがあります。

 

以上の主な3つ以外に

・燃料費調整額

・再生可能エネルギー発電促進賦課金

も含まれます。

上記の内容は次回説明します。

 

これらを合算して電気料金と呼びます。

 

電気料金は2011年の震災後から増加傾向にあります。

まだまだ化石燃料依存度が高い現状ですが、有限な原料ですので今後電気代はまだまだ高くなっていくことが予想されます。

 

電気代を抑えるためには電気料金の内訳である「電力量料金」を減らすことが重要になります。

 

電気製品も昔のものと比べて省エネでしかも性能がいいものになってきています。

代表的なものではLED照明があります。

 

蛍光灯や水銀灯と同等の明るさがありながら消費電力は驚くほど少なく済みます。

水銀灯や一部の蛍光灯の安定器に含まれるPCBの処理期限も迫っていますので照明器具のLED化をお勧めします。

 

照明の改修工事をお考えの方は弊社にご相談ください。