LEDの省エネ効果　-水銀灯編-　1

白熱電球、蛍光灯との比較をしてきましたが、今回は工場、体育館などでよく使われている水銀灯についてです。

なぜ、工場や体育館のように広い場所でよく使われているかというと、とにかく明るい！１つで蛍光灯とは比較にならないくらいの電力（W）の電灯だからです。また、白熱灯と比べても発光効率が3倍以上なので、同じ電力（W）の白熱灯よりも断然明るいです。

デメリットとしては電力（W）が高いので電気代がかさむ。

スイッチを入れてから点灯まで5-10分程度かかる。等があります。

従来の既存器具を使用して水銀灯ランプをLED球に入れ替えた場合（電源ユニット交換は必要ですが。）

消費電力（同じ明るさと比較）

水銀ランプ400形                              →　435W

水銀灯型LEDランプ                          →　110W　74%ダウン！！

光源寿命

水銀ランプ400形                              →　12,000時間

水銀灯型LEDランプ                          →　40,000時間　約3.3倍長持ち！！

電気料金（蛍光灯型LED照明1器当たりの概算）

※関西電力の「従量電灯B」、電力量料金「第2段階」を参考としています。基本料金は含みません。

※料金単価20.82円（2018.7月調べ）として計算しています。10時間点灯の1日料金とする。

水銀ランプ400形                              →　約90.57円

水銀灯型LEDランプ                          →　約22.90円

消費電力が高いので電気代がかなり変わってきます。

また、LEDの特徴としてスイッチオンですぐに点灯するので、工場などお昼休みにオフにしても昼からのお仕事開始の際前もって電灯だけつけたり、明るくなるまで仕事の手が止まったりしなくて効率的です。

こまめにオンオフができるようなるので省エネにもつながります。

当社も大阪を中心にLED照明工事の実績もあり、器具交換のご相談もうけたまわっています。