キュービクルの新基準（トップランナー変圧器）

キュービクルの変圧器にはトップランナー変圧器と呼ばれる基準があります。

「トップランナー」のとは省エネ法の省エネ目標基準を定める「トップランナー方式」に由来しています。

「トップランナー方式」とは省エネ法の指定するエネルギー消費効率を、現在商品化されている製品のうち、最も優れている製品の性能以上にするという考え方です。

簡単に言うと、より省エネを実現するために

『各メーカー製品の現在【最上位】の性能を基準にして何年か後にそれ以上の性能を最低基準とします』という政府の方針です。

キュービクルの変圧器は「トップランナー方式」の対象になっています。

変圧器の最新の基準として2014年4月から「トップランナー変圧器2014」呼ばれる第二次判断基準がスタートしました。

トップランナー基準が始まった2006年（第一次判断基準）の製品から10-28%改善されています。

それ以前の製品（1982-2005年製）から比べると省エネ効果の改善率は約40%にもなっています。（この製品が現在大半を占めています。）

以下はキュービクル更新による省エネ効果例です

※日立アモルファス変圧器とはトップランナー変圧器2014基準を十分に超える省エネ効果が大きい超高効率変圧器です。

出典：日本電機産業株式会社「省エネタウン」より抜粋

古くなった部品を交換修理だけでなくキュービクル自体を更新することによって大幅な省エネ効果を期待することもできます。

弊社はキュービクルの新設・入れ替え電気設備工事の実績もあります。

『人財・技術を大切にする企業』　隆電設工業株式会社