電気自動車

化石燃料の資源減少による省エネ対策として自動車の電動化があり、

環境意識の高まりやガソリンの高騰によって電気自動車が注目されています。

ヨーロッパでは2025-2040年までにガソリン車の販売を禁止する方針を出している国もあり、

日本国内ではマツダが2030年までに全販売車種で電動化技術搭載を予定しています。

また、電気自動車にも4つの種類があり、

EV      電気自動車（Electric Vehicle）

HV      ハイブリッド車（Hybrid vehicle）

PHV     プラグインハイブリッド車（Plug-in Hybrid Vehicle）

FCV     燃料電池自動車（Fuel Cell Vehicle）

があります。

その中でも注目されているのがEVとPHVです。

この２つは、公共設備の充電スタンドや家庭用設備の専用コンセントからの充電が可能です。

また、電気自動車は災害時に活躍もします。

電気自動車がなぜ災害時に活躍するのかというと搭載している大型バッテリーが災害時に電力を供給できるからです。

ただ、コンセント充電ができるEV、PHVの車種に限られます。

※HV、FCVなどの充電できない車種でもエンジンをかけた状態で車内のコンセントでスマホの充電などは可能です。

EV、PHVなどは充電ケーブルを通じて電気を供給できます。

EVは搭載しているバッテリー容量、PHVはバッテリー+エンジン発電で供給できます。

いわばEVは移動できる蓄電池、PHVは移動できる発電機のようなものです。

またV2H(Vehicle to Home)の設備も組み合わせると緊急時にEVやPHVから家庭の電気を賄うことも可能です。

ガソリン車に代わる電気自動車は省エネ、エコの部分だけでなく災害時の対策でも注目されています。

次回はEV、PHVの充電方法についてです。

『人財・技術を大切にする企業』　隆電設工業株式会社