大阪府和泉市　高圧機器改修工事

大阪府和泉市の工場にて更新時期の高圧機器（PAS、LBS、コンデンサー）と高圧ケーブルの更新工事を行いました。

高圧機器等の取替の為、電力会社に依頼して停電してもらい作業に取り掛かります。

工場外部の引込部にある高圧気中開閉器（PAS）を交換し、PASからキュービクル間の高圧ケーブルも交換し端末には端末処理を行い機器に接続しました。

PASは交換に伴い方向性高圧地絡継電器（DGR）、計器用変圧器(VT)、避雷器(LA)付に仕様変更しました。

またPASを設置している高圧引込架台の塗装剥がれがあったのでお客様の依頼で防錆・防食の為のローバル塗装も施しました。

避雷器(LA)用の接地工事も行います。

接地棒（アース棒）と呼ばれる銅製の棒を地面に打込み配線いたしました。

キュービクル内の高圧負荷遮断器（ＬＢＳ）とコンデンサーを交換しました。

LBSで電路を開閉した際に起こるアークを防ぐ為に「相間バリア」も追加で取付しました。

機器の取付工事が完了してから気中開閉器付属の方向性高圧地絡継電器（DGR）の試験を行いました。

高圧ケーブルの耐圧試験も行い問題なければ作業完了です。

電力会社にて復電してもらい工事は完了となります。

DGRが古くなると万が一、地絡事故が起こった際に正常にPASが動作せず、それにより周辺に波及事故を及ぼす大事故につながる恐れがあります。

ケーブルの他にコンデンサーやPAS、LBSなどの高圧機器にも耐用年数がありますので更新の際は弊社にご相談ください。

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