LED照明の交換の際の注意点 4　-LEDの明るさの単位2-

前回のルーメン(lm)は電球や蛍光灯をLEDに変更する場合に既存照明と同程度の明るさに交換する際の基準になる単位です。

カンデラ(cd)は光度とも呼ばれておりルーメン(lm)が光源から全ての方向に発せられる光の量の単位に対して光源の一部の「光の強さ」を表す単位です。

また、輝度(カンデラ/m2)と呼ばれる単位は単位面積当たりの光度です。

簡単に言うとその光源の輝きの単位です。輝度が高くなれば輝きが増すのでまぶしくなります。

最後にルクス(lx)は照射面の明るさです。

「光に照らされた面の明るさ」といった方がわかりやすいと思います。

照明器具の明るさについてよく目にする単位はルーメン(lm)とルクス(lx)です。

ルーメン(lm)は交換する照明自体の明るさの基準。

ルクス(lx)はフロアなどの照明を交換する場合、フロアの全体の明るさの基準を求める際に必要とされます。

照度はJIS照度基準があり、使用用途や場所により照度が定められています。

弊社でも照明交換の電気工事の際には照度計算といって明るさが足りているかを調べて照明器具の選定をします。

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