LED照明の交換の際の注意点 8　-直管蛍光灯型LED 2-

※追記　弊社取引の販社に問い合わせたところ工事無しの交換ランプは不具合が多く取り扱いを中止したとのことで弊社での交換作業は取り扱っていません。

但し、インターネット販売などではランプ販売していますので交換の一つの方法として紹介させていただきます。

前回は工事が必要な直管蛍光灯型LEDの交換のお話でした。

今回は工事が不要な直管蛍光灯型LEDのお話です。

工事が不要ということは直管蛍光灯型LEDを購入しそのままランプ交換を行えるもので器具交換も必要なく、工事も必要ない為イニシャルコストもかなり抑えて導入することができます。

器具の改造を必要としないため工事をする際にオーナーの施工許可が必要であったり、移転の際に原状回復が必要なテナントなどにはコストを抑えるための有用な手段となります。

コストを抑えて省エネ化できるので交換するハードルが低くなります。

また、元の蛍光灯にもそのまま戻せます。

ただし交換の際の注意点もあります。

・蛍光灯の種類（グロー式、ラピッド式、インバーター式、1灯、2灯）によって専用のLEDランプの選定が必要。

・電気工事が不要なため安定器が接続されたままなので安定器の消費電力がLEDランプの消費電力に上乗せされます。（ランニングコスト増・省エネ効果少）

・安定器の寿命が切れると点灯しなくなる（安定器の一般的な寿命8-10年）

白熱電球形LEDと同じように簡単に交換が可能ですが省エネ、高寿命のLEDの本来の性能と比較すると低くなります。（安定器の消費電力、寿命に依存するため）

また前回にも記述しましたが、取付時にソケットに破損がないかも確認が必要になります。

LEDに交換をお考えでしたら弊社にご相談ください。

『人財・技術を大切にする企業』　隆電設工業株式会社